【卵殻膜に含まれる成分分析】注目の美容材料のヒミツ

卵の写真

卵殻膜の主成分はタンパク質です。

ヒトの肌との親和性も非常に高いため、美容材料として化粧品やサプリメントなどに多く使われています。

この記事では、卵殻膜の全成分について解説をしています。

美肌への効果が期待できる成分に関しては色を変えて表示しています。

卵殻膜は約20種類のアミノ酸を含んでいます

卵殻膜の主成分は線維状のタンパク質で約20種類のアミノ酸を含みます。アミノ酸は、必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分類されます。

必須アミノ酸と必須アミノ酸ってどう違う?

体内で作ることができないため、食事などで摂取しないといけないものを「必須アミノ酸」と呼びます。逆に体内で作ることのできるものは「非必須アミノ酸」に分類されます。

 

卵殻膜に含まれる必須アミノ酸

以下の成分が、卵殻膜に含まれる必須アミノ酸です。

リジン

コラーゲンの形成に役割を果たす成分。体のタンパク質の組み立てには必要不可欠。

  • 疲労回復
  • 肝機能をサポート
  • 集中力を高める
  • 髪の健康を保つ

ヒスチジン

幼児の発育に必要で、成長を促進する働きがある。ヒスチジンは分解することでヒスタミンという成分を発生させます。

  • 脂肪の燃焼を助ける
  • 食欲を抑制する
  • 血管を拡張される

トリプトファン

神経アミノ酸とも呼ばれる必須アミノ酸です。

  • 精神を安定させる
  • セロトニンやメラトニンという脳内ホルモンの材料になる

アラニン

筋肉や内臓の原料となるアミノ酸です。

  • スタミナを維持する
  • アルコールを分解する
  • 皮膚の保湿を担う

バリン

美肌に欠かせない成分といえばエラスチン。バリンはコラーゲン同士を結び付ける役割をもっていて、エラスチンの生成を助けてくれます。

  • エラスチンを作る
  • 傷付いた筋肉を修復する
  • 肝硬変を改善する働きが期待できる

メチオニン

多くのタンパク質に含まれるアミノ酸の一種。細胞の老化を抑制し、免疫力を高める働きが期待できます。

  • 細胞の老化を抑制する
  • 免疫力を高める働きが期待できる
  • 老廃物や毒素を体外に排出する

イソロイシン

医療にも使われるアミノ酸の一種。筋肉のもととなるタンパク質を作る役割を持ちます。

  • グリコーゲンの生成と貯蔵を促進する働きを持つ
  • 甲状腺ホルモンを促進させる
  • 髪の毛や皮膚を構成するアミノ酸のひとつのため、美髪や美肌にも効果的に働く

ロイシン

筋力トレーニングに必要といわれているアミノ酸。筋トレだけでなくダイエット効果も期待されています。

  • 健全な筋肉を維持する
  • ダイエット効果に期待ができる

スレオニン

美髪や美肌など美容効果が期待できるアミノ酸。コラーゲンの原料にもなる。

  • 潤いのある髪を保つ
  • コラーゲンの材料となるので美肌に期待できる
  • 代謝を活性化し肝脂肪を貯まりにくくする働きが期待できる

 

卵殻膜に含まれる非必須アミノ酸

以下の成分が、卵殻膜に含まれる非必須アミノ酸です。

グリシン

コラーゲンを構成するアミノ酸の約30%はグリシンです。体内で作られる非必須アミノ酸で、一日に数十グラムほどのグリシンが体内で生成されているといわれています。

睡眠を改善する効果が期待でき、睡眠改善サプリなどにもよく使用されています。

  • 睡眠の質を改善する
  • 美肌の源であるエラスチン、コラーゲンの材料になる

プロリン

コラーゲンの主要な成分で美肌には欠かせないアミノ酸のひとつ。天然の保湿成分としては最も重要な役割を持ちます。

  • コラーゲンを作るためには必ず必要な成分
  • 肌の角質層の潤いを保つ

シスチン

アンチエイジング効果に期待されているアミノ酸。シミを抑制する作用をもち、美白を目指す女性には必須ともいわれています。

  • メラニンを作る酵素チロシナーゼの働きを抑制する
  • 肌のターンオーバーを活性化、正常化しメラニンの排出を促進
  • 体内の有害物質を排出するのをサポート。アンチエイジング効果に期待できます

アルギニン

アルギニンは男性用の活力サプリなどによく使われるアミノ酸です。血行促進効果があるとされ、血管の機能を正常化します。

  • 血行促進効果が期待される
  • 性欲減退の改善や精子の量を増やす

アスパラギン酸

その名の通りアスパラの中に多く含まれるアミノ酸です。

  • 疲労回復効果
  • スタミナアップ
  • 老化や免疫力の低下を抑制

セリン

セリンは、脳を構成する神経細胞の材料ともなるアミノ酸です。美肌にも効果的に作用するといわれています。

  • 天然保湿成分(NMF)に最も多く含まれる成分。美肌化粧品などにもよく配合される
  • 認知症やアルツハイマー病の進行を抑制する効果が期待されている

グルタミン酸

うま味が存在する成分として、化学調味料などに利用されているアミノ酸です。

  • アンモニアの解毒作用
  • 神経伝達物質として働くことで脳機能を活性化
  • 天然保湿成分としての美肌効果
  • 血圧を下げる効果が期待できる

チロシン

チーズから発見されたアミノ酸。神経の伝達物質の原料となるため、うつ病などの予防効果を期待されています。

  • ドーパミンやアドレナリンの材料となるため、うつ病の抑制に
  • 集中力を高める
  • ストレスを和らげる
  • メラニン色素を作り出すので白髪予防に期待できる

フェニルアラニン

肉類や魚介類などから摂取できるアミノ酸。体内でチロシンに変換される。また、フェニルアラニンはダイエット甘味料の原料にもなっています。

  • 過剰に摂取すると、血圧を上昇させる作用があるため注意。
  • 痛みを抑える作用があり、鎮痛剤などにも利用される
  • 神経伝達物質として働くことで脳機能を活性化

卵殻膜に含まれる成分のまとめ

成分一覧を見ただけでも、卵殻膜は美肌にとって非常に相性の良い美容材料だと分かるはずです。

また、卵殻膜は上記のアミノ酸以外にも、コラーゲンやヒアルロン酸も含むという特徴を持ちます。卵殻膜は、天然由来の美容成分として大変貴重な成分なのです。

卵殻膜化粧品ランキング